福岡と佐賀を担当エリアとして、医薬品の原材料や、包装資材の営業を行っています。メーカーさんに対して新商品を開発する原料だったり、課題のある原料についてより適切な代替品を提案したりといった業務ですね。業種で言うと、薬品メーカー、医療機器メーカー、肥料メーカーが主なところです。動物薬・人体薬両方のメーカーさんがお客様です。
取り扱い製品の例を挙げると、湿布剤の粘着成分や、粘着剤の中に原料をまんべんなく分散するための成分みたいなもの。また包装資材には事業部として力を入れています。医薬品業界では包装資材は重要なもので、課題がある資材についてはメーカーさんからのご要望を汲み取りながら、解決する提案を行っています。
原料不足によってお客様の生産体制に支障がでないよう、仕入れ管理には注意が必要です。やはり薬品は人の健康にかかわるものですから、責任とやりがいを感じられる仕事だと思います。
大学では化学系の勉強をしており、当時から医療や健康に関わる仕事に就きたいと思っていました。知人や家族に病気にかかる人がいて、自分に何かできることはないだろうかという気持ちがあったんです。その一方で人と接する営業という仕事に興味があって、どうせ営業するのなら、人の役に立つ分野に携わりたい。そういう気持ちで就活する中で、「健康」と「営業」といったキーワードで企業を絞り込むと、サン・ダイコーにたどり着きました。
そして企業説明会などでここで働く人の顔が見える場に行くと、社員同士の雰囲気が和気あいあいとつながり合う感じで、とても良かったんです。こういうところで私も働けたらいいな…と思いました。
やっぱりお客様から「ありがとう」とか「助かった」というお言葉や笑顔を貰った時にやりがいを感じます。また提案に際して、自発的に商品の勉強をしたものが採用されたときは、非常にモチベーション上がりますね。
基本的に営業職は一人で業務にあたるんですが、お客様の事業所が九州と関東など広域に所在する場合などは、チームで困難を乗り越えて行きます。誰かが困っていると、周りの人が助けてくれるような企業風土があって、そういうところでも意欲がアップしますね。
それから営業職だと、毎年、優秀な営業成績者には表彰があります。表彰式は受賞者全員が福岡の高級ホテルに集まって開催されます。最高賞は「ゴールデンアウル賞」といって、副賞がオーダーメイドスーツと海外視察旅行なんです。今期、賞を取れるかもしれないという期待が、大きなモチベーションアップになってますね。日々頑張ろう、って思えます。
粘着成分のような、直接効き目に影響しないものを納めているお客様に対しても、医薬品の柱になる薬効成分の原料を納めたいですね。同じ商品を当社でも持っていても、メーカーさんとしては成分を変更するとなるとさまざまな手続きが必要になりますし、また一から試験して問題ないかをクリアにしなくてはいけない。ハードルは高いんですが、一番やりたいところです。
それから、九州をメインの営業エリアにしていますが、九州域外にも売り上げを伸ばしていきたいですね。ライフサイエンス事業の事業所は、現在は大分と福岡のみなので、東京あたりにも事業所があっていいんじゃないかと考えています。新しい事業所の所長なんて、挑戦してみたいですね。仕事とプライベートとのメリハリをしっかりつけているので、こういう夢も見られます（笑）。
九州内なら、鹿児島か宮崎に一つ事業所があったらいいなと思います。大分県から宮崎県の日豊海岸は東九州メディカルバレーといって、医療機器メーカーの工場が多い。そういうところを重点的にやるとしたら、やっぱりそこに拠点を構えた方がいいのかなと思います。
さきほども言いましたが、誰かが困っていたり壁にぶつかっていたりすると、周りの上司や先輩方が助けてくれる。困難を抱えるメンバーを一人にさせない。一人では達成できない仕事も、チームで乗り越えて行く会社ですね。
入社前からそういうイメージがいいなと思っていましたから、今は期待通りに働けていて、充実していると思います。
子供が二人いるので、ほとんど公園で遊んだり、外出してリフレッシュしています。上が二歳、下はもうすぐ一歳です。子供は可愛いさかりですし、平日も家族との時間を持つために、いかに効率よく仕事を終わらせるかというところを大事にしています。
就職活動を通して、いろんな企業さんに出会うことが可能性を広げることになると思います。それで、自分の望む仕事や環境に対する考えが明確になっていく、そんな就職活動のかたちが一番かなと。
サン・ダイコーであれば、自分がつらい時や楽しい時に、一緒に道を歩んでくれる先輩が大勢います。もし、サン・ダイコーを選んでもらえるようであれば、一緒に働きたいですね。
